1960年9月1日に制定されました。
1923年のこの日に関東大震災が発生したことや、
例年この時期に台風の襲来が多いことより9月1日は「防災の日」とされています。
もしもの時に備えて、
① 防災グッズや備蓄の準備・点検をしましょう。
② 避難経路や場所を確認しましょう。
③ 災害について認識を深めましょう。
風水害に備えることはもちろん、この時期から火災も多く発生します。
消火器で初期消火できれば最小限の被害で抑えることができます。
火が出たことを早期に発見するには、住宅用警報器や自動火災報知設備(非常ベル)があると安心です。
「防災の日」に、災害から身を守ることをもう一度考えてみましょう。
火災は、いつどこで起こるかわかりません。
日頃より予防、訓練をしておけばその時、あわてることなく対処できます。
火事になった場合、3つの行動を行ってください。
① 初期消火・・・消火器など。
・ 消火器以外にも、濡れたタオル、カーテンで燃えているものを覆いかぶせる。
② 通報・・・119番通報する。
・ 消防署が現地確認の質問をします。落ち着いて答えてください。
(質問内容:住所、建物名、何階建てか、出火場所、何が燃えているか、負傷者など)
③ 避難・・・できるだけ建物の外(安全な場所)へ落ち着いて避難する。
・ 火元からできるだけ離れる。煙を吸わないようにハンカチやタオルなどで鼻や口を保護する。
突然のときは3つ同時に行うのは困難です。
日頃より定期的に訓練をするとよいでしょう。
予防については、自動火災報知設備、住宅用警報器などを設置したり、カーテンやカーペットなどは防火処理がされているものを使う、防火扉の前や階段、通路に物を置かないようにしましょう。
また、火の管理をしっかりすることが大切です。
小さな火でも、完全に消えたか確認する習慣をつけましょう。
近年、放火が出火原因の4割を占めています。
建物の外にダンボールなど燃えやすいものを置かないようにしましょう。